肥満を解消するために覚えておきたいこと

多くの人がダイエットをする目的は、見た目を改善して他の人から良い印象を持たれたいとか、異性の気を引きたいなどではないでしょうか? しかし、まずその前に肥満であることが自分の体の健康にとってどんなマイナスになるのかをしっかり理解するとよいでしょう。 肥満の解消は自分の健康にどれだけ不利なのかを知れば、ダイエットすることは苦痛ではなくなるのです。

肥満は何が問題なのか?

太っている人は異性にモテないとか、汗っかきで不潔なイメージがあるとか、そういったことよりも問題なのが、肥満であるがゆえに将来重大な疾患にかかる可能性が高いということが問題なのです。 近年、研究がすすんで、慢性疾患と肥満の関係性のメカニズムがどんどん解明されています。 例えば、メタボリックシンドロームです。 メタボという言葉だけでは、非常にライトに聞こえますが、メタボはいわゆる「代謝症候群」と呼ばれる症状で、重大な疾患の一歩手前を意味するのです。 メタボは、放っておくと高血糖や脂質異常、高血圧を引き起こし、これが、ゆくゆくは動脈硬化や脳梗塞、ガンなどに発展するのです。 ですから、肥満は一刻も早く解消していかないと、大変な結果を招くかもしれないのです。

脂肪はつきすぎるのが問題

肥満が健康を脅かすからといって、体内にある脂肪が全部だめなのだというわけではありません。 私たちの体内にある脂肪は、食べ物がなくなったときにエネルギー源となる、いわばエネルギーの貯蔵庫です。 食べ物がなくなってしまったときに、ヒトが水だけで数日間生きられるのは、体内に脂肪が蓄えられているからなのです。 また、脂肪は細胞を包み込む成分となっていたり、ホルモンや血圧を調整するための原料となっていたり、栄養の吸収や合成に使用されたりしています。 よく、痩せたいがためにファスティングをする人がいますが、ファスティング後にお肌が荒れたり、体の機能が低下してしまうのは、脂肪が必要以上に消費されてしまったためです。 脂肪が必要以上に減少したことで、お肌の油分がなくなったり、体に栄養が届きにくくなってしまった結果なのです。 ですので、脂肪はつきすぎるのが問題なのです。

肥満を解消する上で一番大切なのは「何を食べるか」

肥満を上手に解消するために大切なのは、食べ物の量を制限するのではなく「何を食べるか」なのです。 肥満を早く解消したいからといって脂質を完全に抜いた食生活はNGです。 おすすめなのは、脂質を押さえながらタンパク質をたくさん摂る食事です。 タンパク質は筋肉が作られるための材料となり、筋肉量が増えることで血行が促進されます。 血行が促進されると「血余」の状態になり、代謝が向上するため体内で脂肪が燃焼されやすくなります。